三代目’s BLOG

多様性を求め画一化していく

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N〇Kで放送されていた、「これで分かった世界の今」という番組が打ち切りになってしまいました。

個人的には非常に好きな番組だったので悲しいぃ。

こちらの番組、悲喜こもごもな、世界情勢をアニメ等を交えながら、シンプルに分かりやすく、ジョーク交じりに伝える、という番組だったのですが、以前、アニメに使った内容でアメリカの人種対立をデフォルメした内容のものがあって、「偏見的じゃないのか」と批判を浴びた番組です。

「誤解を与えるような内容」だったとして、番組で謝罪をして、以後、アニメ映像はなく放送していたのですが、突然、打ち切り。。。

後任の番組は、いかにもN〇Kのフォーマルな国際ニュース番組になるそうです。それって、よくあるニュース番組ですよね。「世界の今」は、時に目を背けたくなる世界情勢を、色々なゲストタレントが一般人目線で疑問をぶつけ、現地のスタッフが思った事を語ってくれるのが魅力の個性的な番組だったのに。。。

正直、前述の問題が打ち切りに影響したのか分かりませんがっ!そうだろうと思っています。

多様性とマイノリティって、難しいなぁ、と感じてしまいます。皆を大事にしよう、多様性を認めよう、誰も不快にしない内容にしようとすると、すごく画一的で個性のないものが出来上がってしまう。

インクでも、色々な色を混ぜすぎると、黒1色になってしまいます。実は、全員の事を理解して融合しようとするより、理解できない事を受け入れる事の方が多様性を認める事のような気がします。