三代目’s BLOG

規律ある自由

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電車の行き帰り、話題になっていた「森のような経営」を読んでみました。

題名からいって、難しそうだなぁと思っていましたが、やはり読んでみた感想は「難しい」。でも「素敵」と思いました。

森って誰かから命令されるわけじゃなく、それぞれがあるがままに生きているのに、根は繋がっていてそれぞれが関係し合って生態系として存在している。

人間もそうありたいけど、まだ人間ってのは森のように成熟していなくて、自由に生きるためには規律が必要といった事が書かれておりました。

何か、以前、歴史のラジオを聞いた時の事を思い出しました。

紀元前400年から直接民主制をしき、圧倒的な強国になった古代ギリシア。多数決によって物事が決まる仕組みですが、当初、優れた政治家の調整力によって機能していたシステムですが、やがて民衆の人気取りに奔走しなければならない政治家が増え、たったの50年で国家が崩壊してしまいます。それぞれが自分の利益だけを追い求めていくと、それをまとめる為に、より強力な絶対的リーダーが必要になってしまうという皮肉。

恵那ダンボールにとって皆が大切にする規律とは何か、そして大切にする自由とは何か。

自分の都合を押し付けず、お客様の発展と自分の成長を喜べる集まりでありたいと思います。